ジューンベリーの味
月はJune(ジューン)の6月に入りました。
が、ジューンベリーの果実はこの辺り(三重県北部)ではもう終わった頃です。
2014-5-26 ジューンベリーの実
ジューンベリーは、花がきれいで、実も食べることができて、紅葉もする、と3拍子揃った樹木と言われ人気があります。
株立ちの樹形や、葉は楕円形でやや小ぶりなど、今風の木として受け入れやすい要素が揃っています。
私も木を選ぶときに重視している、成木としてどのくらい大きくなるかとか、生長のスピードなど、一般家庭にまあまあ合っていると思うので好きでよく使う木です。
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さてそこで、実を食べることが出来る、ということですがどんな味なのでしょう?
あまり説明されていない感じがするので、ちょっと書いてみます。
味は甘味と酸味が混ざった、水気のある果肉なので、印象として近いのはサクランボでしょうか。
同じバラ科なので近いのかもしれません(属はサクラ属とザイフリボク属と違っていますが)。
ただし甘味、酸味共サクランボより、ほのかというかボンヤリした感じです。
大きさもサクランボより小さく、サクランボの種くらいです。
(味や大きさを改良した品種物もありますが、うちのは一般的なジューンベリーです)
種もありますが、実が小さいのでいっしょに食べてしまいます。
実が熟して赤紫になってくると種の存在感が増してくるので、真っ赤な頃食べるのが良いようです。
お店に売っている果物と比べてしまうとちょっと勝ち目がないのですが、うちの子供は喜んでパクパク食べるので、その姿を見るだけで十分価値のあるものだなあと思います。
一人占めして親に分けてくれないくらいお気に入りのようです。