トウインヤエヤマザクラ樹木診断調査スタート
いよいよ東員町(三重県北部・北勢地方です)の天然記念物トウインヤエヤマザクラの調査が始まりました。
長いお付き合い(になればいいのですが)の始まりの始まりくらいだと思います。
長年かけてここまで弱ったものを元気に元の姿くらいまで復活させるのは相当な年月が必要です。
(元気、とか元の姿、という言葉の定義にも依るのですが。花や葉の大きさ、色、枝の伸びなどが本来のサイズになり、幹枯れ・枝枯れで失われた部分に、同じくらいの更新枝が伸びていくくらいの感じを想定しています。)
しかしその復活再生の前に、このままだと枯死へ向かっているという下降線の樹勢を食い止め、現状維持くらいまでに回復させるというのが最初の関門です。
ここまでの状態まで来てしまうと容易ではなさそうです。
今回はその樹勢回復治療(という言葉が適切かは分かりませんが)の準備のための診断調査です。