熱中症注意、水やり注意、イラガ(一応)注意

いよいよ梅雨も明けまして、夏本番です。
明けたとたんに蝉が鳴き始めましたので、さすが自然の生き物は敏感だなあと思います。
夏らしくていいのですが、余りに暑すぎてそうも言っていられません。

色々なところで言われていますし、ニュースでもよく出ますが、とにかく熱中症には注意です。
対策としては暑い所は極力避けることと、水分塩分を取ることの2点でしょうか。
この二つが対処できていれば問題無いのですが、状況として暑い所に出なければならない時がどうしてもあります。
私は仕事上、野外で作業しなければならないので水分を取りながらどうにか凌ぐしかないのですが、1時間も経たない内に全身ずぶ濡れ、息も上がって頭もボンヤリしてくるので、思うようにはかどりません。
でもこれはもう、こういうものとして上手に付き合っていくしかないのでしょう。
大事なのは自分のペースで動ける状況にしておくこと、一日の作業量は低めに見積もっておくことでしょうか。
雪国では冬思うように仕事が出来ないと同じで、自然には勝てないので環境の変化に適応していくしかありません。

人間も水分が必要ですが、植物も同じように水分が必要です。
ちょっと違うのは、人間は暑いと汗をかいて水分が出ていきますが、植物は逆に水分を出さないようにします(気孔を閉じていって蒸散が少なくなるようにします)。
でも水を取り込む部分は根っこなので、さすがに土がカラカラに乾いたらどうしようもありません。
そうすると急速に枯れる場合は、葉が萎れてパリパリになって葉から枝、幹本体と枯れていきます。
もうすこしゆっくりな場合は、葉が黄色くなって落葉し、そのまま水分が十分に上げられないと次の葉を出せずに枯れていきます。
とにかく葉っぱによく注意して、変化が起こり始めたらすぐ水やりをしてあげることです。

最後はちょっとオマケですが、虫達の活動も活発になっている感じです。
最近見られるのが、毛虫の類いの発生、コガネムシ・ハムシの発生、あと去年くらいからですがカイガラムシ・ロウムシの類いをよく見ます。
先日は一日に二回、イラガの幼虫に背中を刺されました。しかも違う場所で。
実際はケムシが刺しに来るわけではないので、こちらから触りに行ってるのですが。
腰を屈めて低い枝をくぐる時に、背中でちょっと触れてしまいました。
私はイラガについてはチクッとした痛みを感じるたけで後に腫れやかゆみで後を引かないので、服に付いた針みたいな毛を取り除いて終わりですが、不快なのには変わりありません。

色々と注意しましょう、という話でした。
2014-7-23 イラガの幼虫