あっと言う間に2014年の年が明けてしまいました。
(本当はゆく年くる年というタイトルで書いていたのですが、年越ししました・・)
2013年もお陰様で、一年間仕事をして過ごすことが出来ました。
お陰様と言っても、あまりに定例句で引っ掛かりもなく読み流してしまうと思いますが、独立して自分で仕事をするようになって始めてこの言葉を前より深く分かるようになりました。
お陰とは、神仏など偉大なものの陰で庇護を受けるというところから、他人など自分以外のものから受ける利益や恩恵を意味する言葉です。
仕事は誰かから貰わなければすることができません。
お客さんが直接頼んでくれることもあれば、知り合いが頼んでくれたり紹介してくれることもあるし、仕事仲間や同業者の手伝いだったり下請け的なものだったり、色々な形で仕事はやってきます。
自給自足は別でしょうが、それ以外のお金を貰う仕事は、結局は必ず誰かから貰うことになります。
会社でサラリーマンをやっていた頃は、そのようなことはほとんど考えませんでした。
と言いますか、会社はそういうことを考えなくていいようにシステムが作られています。
効率化と規模のために完全分業制で、現場で作業する人・仕事を取ってくる営業の人・会社全体を考える経営者等々、きっちり分かれていて、所掌外のことはタッチできません。
(この辺りのことはもっと書きたいのですが、また別の機会に)
そのため自分のやることに集中して、他は考えなくていいようになっています。
でも独立して、小さいながらも自分で会社を作ったからにはすべて自分でやらなければなりません。
そのため今まで見えていなかったものがずいぶん見えてきました。
(どちらが良い悪いという話ではないので、誤解無きよう)
つまりは仕事とは自分一人では出来ず、自分以外の沢山の人との繋がりで出来るということです。
書いてみると当たり前のことなのですが、より実感してきています。
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でも難しいのは、仕事は貰うもの、といっても貰うことにだけ力を入れればよい訳では無いというところでしょうか。
宣伝広告や営業、人脈を広げることに力を入れても、それ以前に提供するものに価値が無ければどうにもなりません。
世の中すべて色々なことのバランスで成り立っていますが、まずはやはり自分の技術やデザイン力、知識など能力を上げることに力を入れていきたいと思います。
実際には、技術だけあってもお客さんに届かなければ意味が無いですし、会社も維持できないので考えていかなければいけませんが、まず重点を置くべきはこちらと思っています。
目指すところは以前挙げた思い描く庭(→2013-05-26)に繋がるようなことです。
2014年も、そのあたりのことを忘れないようにやっていきたいと思います。
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さて今年ですが、例年ですと1月から4月くらいは比較的落ち着いているのですが、ありがたいことに今年はこの時期の仕事が目白押しです!
ざっと挙げると、
・天然記念物のサクラの樹勢回復
・天然記念物クラスのツバキの樹勢回復
・新築住宅のお庭、外構の設計施工
・お庭の自動潅水装置の設計施工
・鳥の巣箱、エサ箱の制作取付
などなど、規模の大きいものから面白いものまで色々です。
他にも通常の剪定や寒肥やり、手伝いで樹木医・庭師・雑作業員の仕事もあります。
これらはまた出来るだけ紹介していきたいと思います。
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ホームページを見たお客さんからのお問い合わせも増えてきました。
ホームページとブログも、中々大変ですが、去年よりも充実させていきたいと思います。
また長くなりましたのでここらで締めますが、今年もよろしくお願いいたします。