清明

二十四節季の中で、いままで聞き覚えが少ないものがいくつもあります。
清明(せいめい)”もその一つです。

改めて眺めてみると、季節をよく表しているなあと思います。
清く、明るい。

冬から春への移り変わりの中で、新緑の淡く眩しい色は、気分を明るく、清々しくしてくれます。

2013-4-8 

元気な赤ちゃんや幼児を見ると明るい気分になるのと同じく、葉の赤ちゃんとも言える新緑や若葉でも同様になるのは、これらの中の要素と、若い=希望というようなことが、本能的に結びついているのでしょう。


(お気づきの方もいると思いますが、清明は4月19日までで、すでに穀雨に移ってしまいました。話題が間に合いませんでしたが、まだ新緑が眩しい季節です。)