梅雨過ぎて 夏来たるらし

忙しくしている間に梅雨が明け、とうとう夏本番です。

2012-7-17 安曇野ネムノキ

雨の間は工事や作業が中々進まず、かと言って晴れたら今度は猛暑です。
生き物が活動するにはいささか暑すぎる温度です。

昼間は蚊も出てきません。夕方涼しく、快適になってくるとやってきます。

暑いと頭がぼんやりした感じで思考能力が落ち、もちろん作業効率も落ちます。
あまり頑張ると体に悪い、を通り越して生命の危機すらやってきます。

ここ数年熱中症への注意が当たり前のようにされるようになってきましたが、ちょっと前はこんなことはなかったと思います。

何年か前に、フランスで猛暑のため相当の人が亡くなった、というニュースがあって驚いた記憶がありますが、日本でも残念ながらよく聞く話になってしまいました。

先日の桑名市の最高気温は、37.2度!

ちょっと考えてしまう温度です。
熱帯の国などは昼は活動せず、朝夕だけ働くそうです。
シエスタ(昼何時間か休憩があり、昼寝などする)がある国もあります。
夏季休暇が1ヶ月(もっとだったかな?学生じゃないですよ)といった国もあります。

これらを目指したいところです。
でも相当勇気と余裕がなければできませんね。
他の人が働いているのに休むのは、人目が気になったり、なにしろ経済的に厳しいのに仕事が他の人に回ってしまいもう返ってこないかもなどという考え・・
それでもいずれ何とかしたいですね。
自分だけの確固たる仕事ができれば、可能かもしれません。


なんとなくネガティブな話に感じるかも知れませんが、外で季節を感じながらやる仕事は楽しいですし、体を使ってやる仕事は充実感がありますし、やめられないと思います。
体は大変でも、慣れてしまえばさほど苦である訳でもありません(過ぎてしまえば忘れてしまうだけかもしれませんが)。

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少し植物の話もしておきます。

植物は動けない分温度の許容範囲は結構広いものですが、移植や強すぎる剪定などの急激な環境の変化と、この高温が重なるのはやはりつらいと思います。

さらに、もともと育った土地とは違うところに連れてこられた、もっと寒いところ・熱いところ・湿度があるところ・乾いたところ原産の植物などは、日本の寒暖の差が厳しいものもあって当然です。

植える時によく考え、性質など理解しておくこと、植えた後はよく観察して、場合によってはたっぷりな水やりなどしっかり面倒みてあげること、でしょうか。

2005-6-25 アメリカ・デスバレー
(50度を超えていました。ここに比べればまだまだ・・)