岐阜県根尾谷 淡墨桜
すっかり花見ブログと化していますが、今年の大取りの登場です。
日本三大桜の一角を占める淡墨桜です!
もう4日前の写真ですが、名前の由来にある通り、散る間際の白から淡く墨をひいたような灰白色っぽくなりかけているくらい、と言っていいのではないでしょうか。
ちょうどいい時期でした。
有名なので説明は簡単にしておきますが、長寿の桜であるエドヒガンで、樹齢は伝承で1,500年と言われており、国の天然記念物に指定されています。
桜の保護、保存などの一例として、大変勉強になる木でもあります。
人と樹木という自然の共存、寿命とのせめぎ合いや後継樹の育成など、色々な要素が含まれています。
と、色々ややこしいことを考える前に、木と出会っていいなぁとかすごいなぁとか感じられることが一番ですね。
これだけの幹の太さで生き残る桜は、稀有の存在です。
桜の材は腐りやすいので、幹肌や空洞など見ても腐朽との戦いの跡が見て取れます。
車の渋滞や人がすごい、という話を事前に聞いて相当の状態を覚悟して行ったので、そこまでひどくなかったと思えました。
人がぎっしりで入場制限とか、車が動かないとかを想像していたので。
公園として広くスペースがあるのでお弁当も桜が見える位置で座って食べられましたし、車も駐車場3〜4km前から並んでいましたがじわじわとは動いていたのでまあこんなものかという感じでした。
出店が出ている程人が多いのは確かですし、到着がお昼だったので三重からでは1日仕事ではありましたが。
保護の方針とか見た目の景観と保護のバランスとか(支柱とか、もっと近くで見たいなあ、などなど)、日本人は三大桜とか言う分かりやすいキャッチフレーズに引き寄せられるなとか、色々考えることはありましたが、小さい子供と行くとあまりそんな余裕はないですね。
(子供は桜より階段の上り下りと、ソフトクリームに夢中でした)